チャイルドシートの選び方*体重・方式から考えよう!

育児用品店で働いていると、

「チャイルドシート、どれがいいですか?」

って実際よく聞かれます。

育児用品のなかでも、車を使う家庭では必須のチャイルドシート。そしてなかなか大きい買い物だから迷っちゃいますよね。

今回はチャイルドシートの特徴と選び方について解説するのでぜひ参考にしてみてください*

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必ず押さえておくべき点

まず、チャイルドシートを選ぶにあたって必ず押さえないといけないことが2つあります

車に適合しているかどうか

せっかくのチャイルドシートも、使う車に合っていなければ、安全に使用することはできません!

お使いの車の車種と年式」を控えたうえでメーカーの適合表を確認しましょう。ネットにもありますし、育児用品店でしたら店頭にも置いています♪

お子さんの体重に合っているかどうか

こちらも安全のために確認が必要です。お子さんの体重に合った規格のものを選びましょう。年齢・体重による選び方はこのあと解説しますね♪

以上の2点が押さえられていれば、基本的にはどれを選んでも安全面では大丈夫。しかしここからが悩ましいところですよね!

次にチャイルドシートの種類や具体的な選び方について見ていきましょう!

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年齢・体重による選び方

6歳未満のお子さんはチャイルドシートの着用義務が法律で定められています。

年齢が上がるにつれお子さんの身体は大きくなりますので、付属のクッションを外したり、肩ベルトを調節したりすることで、ステップアップしていきます。

① 乳児・幼児用 0~4歳ごろ(18kgくらいまで)

新生児から1歳(9kg)までは後ろ向き、それ以降は前向きに取り付けるようになっています。そのため、回転式のチャイルドシートが人気です。(回転式については後ほど解説!)

② 乳児・幼児用ロングユース 0~7歳ごろ(25kgくらいまで)

こちらは新生児から使用でき、6歳までの着用期間をカバーできるシートです。

③ 幼児・学童用 1~11歳ごろ(9~36kgくらいまで)

一人座りもしっかりしている1歳ごろから長期に使えます。背もたれを外してブースター(座高を上げるだけのシート)として使用できるものもあります。

④ 学童用 3~11歳ごろ(15~36kgくらいまで)

背もたれ付きの「ハイバックシート」、座面だけの「ブースター」があります。

これらは取り付けではなく、車の座席の上に乗せるだけです。座高を10cmほど上げることにより、シートベルトがお子さんの首にかかるのを防いでくれます。

ハイバックシートにはヘッドレストがついており、側面衝突時に頭を保護してくれます。背もたれを外すとブースターとして使用できるものが多いです。

回転式or固定式による選び方

1歳までは特に骨格が安定していません。万が一の衝撃時に負担を軽減させるため、後ろ向きで取り付けます。

回転式

座席が土台の上で回転するため、1歳を過ぎても取り付け直さなくてOK。スペースの狭い軽自動車では特に子供の乗せおろしが楽になります♪

固定式

1歳(9kg)ごろまでは後ろ向きで取り付け、1歳を過ぎたら前向きに取り付け直す必要があります。回転式に比べて値段がお手頃です!

取り付け方法による選び方

ISOFIX(アイソフィックス)

車の座席とチャイルドシートを専用の金具で固定できるシステムです。取り付けが簡単で、ベルト取り付けに比べてミスが少ないと言われています。

知ってる?ISOFIX|ベビーカー・チャイルドシートのアップリカ | Aprica

ベルト取り付け

車のシートベルトを利用してチャイルドシートを固定します。ISOFIXに比べて値段がお手頃です。

ちなみに、ISOFIX・シートベルトどちらでも取り付け可能なチャイルドシートもありますよ!

シートベルト取り付けを実践してみた記事がコチラ↓↓

チャイルドシートの選び方まとめ

いかがでしたか?

チャイルドシートはたくさん種類があって迷いますが

「車種・年式」と「お子さんの体重」をおさえておき、お財布と相談しながら回転の有無や取り付け方法はどちらが良いか決めておきましょう♪実際に育児用品店に足を運び、操作してみるとイメージが湧きやすいですね。

ちなみに帰省などでおじいちゃんおばあちゃんの車にお子さんを乗せる際も、チャイルドシートが必要ですよ

チャイルドシート選びの参考にしていただけると嬉しいです♪

最後まで読んでいただきありがとうございました*

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